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五行と相生相剋

陰陽五行説

五行というのは中国由来の思想で春秋戦国時代に確立された考え方です。よく陰陽五行として双方で宇宙観や万物の法則を説明しようとしています。日本でも奈良時代から江戸時代にかけて重要な学問でした。ただ最近では西洋の文明が流入したことにより古臭いというか、科学的ではない考え方というイメージもあります。たしかに水はH2Oで水素と酸素でできているという事がわかれば五行は間違いだったのではと感じてしまいます。なので現代でこれを真剣に追求する人はほとんどいなくなりました。しかしこれは万物の法則を抽象化した考え方だと捉えれば今でも十分に通用します。陰陽五行にある重要なエッセンスを取り出し、それを洗練させていくことは十分意義があると思います。これを怠って500年後、1000年後にこの概念が見直された、などということにならないよう、現代人もきちんと手を加えていく必要があると思います。

とりあえずここでは五芒星について考えていきます。72年周期で土星が五芒星と関連があるのではと思いましたが、金星とも関係があるようです。8年で五芒星を描くようです。五芒星というのは忍耐や美の意識として重要なのだと思われます。

相生と相剋

相生相剋
相生相剋

上は陰陽五行説の根幹をなす相生と相剋の図です。

相生というのは生む生まれる、つまり親子の関係です。水は木を生み、木は火を生むということです。色々と観察すると、どうもこれも「原因」と「結果」の関係となっている気がします。善行を行うと結果として福が生じる、悪行を行うと結果として禍が生じる、などというわかりやすい因果です。母が子を「生む」という行為としても現れると思います。

相剋は「剋する」、剋するはイメージが漠然としていますが、傷つけるというよりは「勝つ」「克服する」「上回る」というイメージでしょうか。下克上という時には、下位の者が上位の者に打ち勝ち取って代わる、というイメージがあります。木は土を、土は水を剋します。

なにか数学的に解決出来そうな気がするのですが、今のところ私には難しいです。フィボナッチ数列、等差数列、順行、逆行、陰陽など手がかりはありそうなので今後の課題にしたいです。いずれにせよ一方が「原因」となりもう一方が「結果」となるようです。そこに裏表、勝敗、生死などが絡む感じです。

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